先輩や仲間たちの声を聞いてみよう
仲間の声を聞いてみよう
介護職で活躍している先輩や、仲間の声には仕事の満足度を高めるヒントが隠されていることがあります。また、仕事の知識や経験についても学ぶことができますし、不安や疑問を解消することにも期待できます。そんな介護職の仲間とコミュニケーションができるコミュニティについて紹介します。
KAIGO LEADERS
日本はこれから5人に1人が65歳以上となる超高齢社会に突入すると想定されています。これからの日本をよりよい社会にするために、介護職は新しい価値を生み出していくことが求められます。しかし、実際に現場や地域が抱えている課題に主体的に取り組めていないことが現状です。そんな現状を打破するために立ち上げられたのが「KAIGO LEADERS」です。
「KAIGO LEADERS」はこれからの日本社会の大きなテーマである「高齢化」「介護」に関心を持っている若い世代を中心としたコミュニティです。主催するイベントやプログラムに参加した人は2000人を超え、介護業界以外からも参加者が集まっています。2018年からは全国展開を開始し、高齢化社会をポジティブに変革していく人材を育成することを目標に、さまざまなネットワークを広げています。ボランティアメンバーを中心として運営されており、参加すると介護業界で頑張っている仲間の声を聞くことができますし、その仲間入りをすることもできます。大きな目標を目指して、ぜひ参加してみましょう。
介護甲子園
「介護甲子園」は、それぞれの介護施設が行っている介護サービスを競って評価し合うイベントです。特別養護老人ホームやデイサービス、グループホームなどさまざまな事業者が参加しています。2015年には2771事業所がエントリーし、書類審査をクリアした30事業所が二次予選へ進出しています。
介護業界の厳しい現状として、4人に1人が離職をしてしまう離職率の高さがあります。「介護甲子園」はこの現状を変えるため、離職者を減らすことと介護職に就きたい人を増やすことの2つの大きな目的があります。どのような介護サービスを受けたいのか、サービス内容はこれで満足できるかなど、介護を受ける側になることを想定して考える機会になることも「介護甲子園」に期待されています。二次予選に残った事業所のエントリーシートやプロモーションビデオなどが公式ホームページにて公開されているので、全国の優秀な事業所がどのような取り組みをしているのか、どのようなサービスが喜ばれているのかを共有し、介護業界全体が仲間として成長していくことができる場所になっています。気になる人は介護甲子園を運営している介護チアーズに応募してみましょう。