さあ、介護職の道へ!

外国人スタッフの懸命さが生むみんなの笑顔

介護職に就くために

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外国人スタッフから学ぶ相互理解

外国人の仲間ができるかも

近年、介護業界において外国人の雇用割合が増加しています。公益財団法人介護労働安定センターが実施した「令和3年度介護労働実態調査」によると、「外国籍労働者を受け入れている事業所」は 6.2%ほど。外国籍労働者を「新たに活用する予定がある」と回答した事業所は 11.7%ほどあり、全体の1割以上が外国人の雇用に積極的な姿勢を見せています。
そんな施設の姿勢に対し、日本で介護に携わる意欲を持つ外国人も多くいます。しかし、誰でも簡単に従事できるわけではありません。外国人が日本に在留し、介護施設で働こうとする場合「特定技能1号介護」の取得が必要です。一定以上の介護技能を有することを表す「介護技能評価試験」、日本語の能力をはかる「国際交流基金日本語基礎テスト」もしくは「日本語能力試験(N4以上)」、介護業務に必要な日本語の能力をはかる「介護日本語評価試験」に合格することが条件とされています。 これらは決して容易ではありませんが、若々しい柔らかい頭脳に加え、日本人と同等の給与が見込まれるという好条件により、モチベーションが向上。日本でも、国や自治体、業界団体、施設などがさまざまなサポートを行っていることもあり、希望者が増えているといいます。

外国人の仲間ができるかも

外国人を採用する意義

日本の介護業界は慢性的に人手不足のため、外国人の採用はその解決策としての労働力確保という目的があります。ただ実際に採用してみると、人材の増加のみならず、さまざまなメリットが生まれているようです。 外国人スタッフと一緒に働いている、日本人スタッフからは「日本語力の不足を補おうと、利用者さんの目を見てしっかり話を聞く姿勢に好感を呼んでいる」「熱心に学ぼうとする姿勢や取り組みが、日本人スタッフに良い影響を与えている」といった声がよく聞かれます。
介護業界に外国人を呼び込むというのは、元々人材不足を補うためだったかもしれません。しかし、人と人との触れ合いは、国や自治体、施設が想定していた以上の価値までもたらしているようです。外国人の採用は、施設のあり方・雰囲気・職員全体へ笑顔と向上心をもたらす意義があるといえるでしょう。

互いに学べる関係性

外国人スタッフと一緒に働いている日本人スタッフによると、みんな日本の文化を知ろうとする姿勢や、いつもニコニコ明るい印象があるといいます。慣れない環境で仕事をするというのは、かなりの心的負担があるはずです。ましてや異国となると、その苦労は私達日本人には計り知れないでしょう。しかし、そのような中にあっても前述のような印象を目にすると、日本人としてとても嬉しいものです。良い仕事をするうえでも、人として良い付き合いをするうえでも、外国人スタッフの積極性や明るさは多くの人にとって学ぶべきところがあるでしょう。
また、日本人スタッフも、外国人スタッフと仕事をする際、言葉を明瞭にゆっくり伝える配慮や、目で見て覚えやすい指導などを心がけるようになるといいます。これは、高齢者への接し方にも通づる部分があり、対象は違えども介護業務やホスピタリティの向上に効果があるようです。
お互いに教え合い、学び会える関係性を築くことで、介護業界の未来は拓けるでしょう。

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