やりがいも大きい
ならではのやりがいが満足度を高めている
介護職の仕事は大変そうですが、それをこなしていけるのはきっとこの仕事ならではのやりがいがあるからなのでしょう。仕事の満足度を高めるこの「やりがい」について、どんなものがあるのかを紹介します。
感謝の言葉を直接聞ける
やりがいを介護職員に聞いた際に、最も多く回答が得られたのは「感謝の言葉を直接聞けること」です。やはり利用者やその家族から「ありがとう」と言われることが、この仕事をしていて良かったと感じることが多いようです。利用者だけではなく、介護に関して悩んでいた家族の人から、介護施設を利用することで負担を軽減できて感謝されることも多いので、感謝の言葉を直接聞けることはとても多いようです。
また、「ありがとう」と言われて嬉しいのは利用者も同じなので、「ありがとう」を返す視点を持つこともやりがいにつながります。利用者ができることを行ってもらう際に「ありがとう」をこちらから伝えると、自立に向けたモチベーションを保つことができます。そして利用者の自立を促して感謝されることが、大きなやりがいになっていくはずです。
人の役に立つ実感
介護職は利用者の生活に寄り添って、その人らしく日々を過ごすことができるようサポートする役割を持っています。そのため、利用者が生きがいを見つけて人生を楽しく過ごしている姿を見て、この人の役に立つことができたと感じられるそうです。また、その人だけではなく、超高齢化社会を迎えている日本にとっても介護の仕事は非常に大切な役割を担います。社会的に役に立っていることも感じられるため、それがやりがいとなることも多いようです。
深い信頼関係
利用者の身の回りのお世話や、食事や入浴介助などを通して、深い信頼関係を築けることもやりがいとなる人が多いようです。例えば、排泄介助は利用者のデリケートな部分に踏み込まなければ仕事ができませんので、信頼される人間関係を構築することが必要になってきます。誰かに必要とされている、信頼されていると実感ができるため、それがやりがいにつながります。
キャリアアップ
すべての仕事に共通して言えることですが、キャリアアップはやりがいになります。昇進や昇格をして、給料だけではなく大きな仕事を任せられたりするとやりがいを感じるはずです。介護職は特に、経験年数がキャリアに大きく関わっており、そこから資格を取って成長していくこともできるので、具体的な目標を持って行動することができます。